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  • 執筆者の写真zakura

9/20(Sun)~9/26(Sat) 石川竜― 「地元景」~絶景社ポップアップ展

更新日:2020年9月15日

東京・渋谷のzakuraでは、2020 年 9月20日(日)から 26日(土)まで、石川竜―「地元景」~絶景社ポップアップ展を開催します。

「地元景」(じもとけい)は、石川竜一が住む沖縄県宜野湾市の風景を撮影した新作シリーズです。撮影のはじまりは、2020年の1月。幼い頃から暮らす宜野湾の風景を撮影しだしたきっかけは、街の姿の変容だといいます。宜野湾市は多くの公共事業の拠点になった街。市の大部分を占める米軍普天間基地の近くにある、県営の大謝名団地は大規模な建て替え工事を進めています。この団地には友人たちの多くが住んでいました。

「地元景」に刻まれた石川の風景への視座は、写真集『絶景のポリフォニー』、『okinawan Portraits 2』に数多く含まれていた風景や、米軍機が飛ぶ風景などを自室の窓からとらえた「home work」とは異なります。沖縄にくらし、沖縄から作品を発表する社会的なメッセージよりも、ずっと私的で、パーソナルな視点に貫かれた風景です。

「地元景」を撮りはじめたころ、石川は友人の安座間祐人とともに、制作の拠点となる「絶景社」(ぜっけいしゃ)を宜野湾に立ち上げました。絶景社は、石川の作品ギャラリーや制作の工房である面と、安座間が作るアパレルアイテムの発信拠点であり、時にはバーにもなる。そんな実験場のような場所からはじまる作品の第一弾として、「地元景」はふさわしいと、石川は言います。

zakuraでは、この「地元景」をメインに、未発表を含むポートレート作品を展示。アパレルアイテムでは、初期コラージュ作品をプリントした限定生産のTシャツやソックスを販売します。

皆様のご来場をお待ちしております。


石川竜―「地元景」~絶景社ポップアップ展

日程:2020年9月20日(日)~26日(土)

時間:13:00~20:00 入場無料 (最終日は17:00まで)

会場:zakura〒150-0031東京都渋谷区桜丘町14-5-103 JR渋谷駅南口より徒歩5分

URL: https://www.zakura.tokyo/

展示企画 : 池谷修一(写真編集者)

お問い合わせ(1)info@zakura.tokyo

お問い合わせ(2)shuichiiketani@gmail.com

石川竜一プロフィール

1984年沖縄県生まれ、宜野湾市在住。自身が生まれ育った沖縄の風景や人々をポートレート的視点で撮り続けている。沖縄国際大学社会文化学科卒。在学中に写真と出会う。2010年、写真家勇崎哲史に師事。12年『okinawan portraits』で第35回写真新世紀佳作受賞。14年、写真集『絶景のポリフォニー』『okinawan Portraits 』にて第40回木村伊兵衛賞受賞。主な写真集に『絶景のポリフォニー』『okinawan portraits 2010-2012』『okinawan portraits 2012-2016』『adrenamix』(以上、赤々舎)がある。展覧会に「+zkop」(沖縄コンテンポラリーアートセンター、2015)「okinawan portraits 2012-2016」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト、2016)、「BODY/PLAY/POLYTICS」(横浜美術館、2016)、「六本木クロッシング2016展:僕の身体、あなたの声」(森美術館、2016)、「考えたときには、もう目の前にはない 石川竜一展」(横浜市民ミュージアムあざみ野、2016年)、「okinawan portraits 2012-2016」(三菱地所アルティアム、2016)「OUTREMER/群青」(アツコバルー arts drinks talk、2017)「home work」(地点、2018)など多数。




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