zakuraでは2月29日(金)から3月2日(日)まで杉本百花の「冷たい花と記憶」と山本帆夏の「コードの裏側、白昼夢。」二人の写真展を開催します。
現在日本芸術写真専門学校へ通う二人。
日々写真と向き合う二人が日常の中から切り取った独特の情景は、彼女たちの感情や想いをピュアに物語っています。
ぜひ会場にてそれぞれの作品群を楽しんでください。
皆様のご来場お待ちしております。
杉本百花「冷たい花と記憶」
山本帆夏「コードの裏側、白昼夢。」
会期:2024.2/29(fri)~3/2(sun)
時間:11:00~19:00(最終日は18:00まで)
会場:zakura〒150-0033 東京都渋谷区桜丘町14-5-103
杉本百花「冷たい花と記憶」
〈キャプション〉
私の中でかけがえのない救いだ。
何を探しているかも分からず歩いてシャッターをきる。
それは私にとって神様みたいなもので。
その時、今はこれしかない、そう思うのだ。
私は、私を救う何かをずっと探しているのだと思う。
糸を何本も何本も手繰り寄せて日常を紡ぎ、ようやく心の平穏を得ることが出来る。
寂しくて虚しくて、悔しくて何を求めているかも分からない日々が誰かに共鳴したらどれだけいいか。
いつか私の何かが、自分を傷つけるものを壊せたらいいな、と思う。
〈杉本百花プロフィール〉
2021年日本芸術写真専門学校入学、現在在学中。
山本帆夏「コードの裏側、白昼夢。」
<キャプション>
目が、眼前の風景をうつさない。
空想の世界を網膜に、脳裏にまですっかり焼き付けてしまって。
確かに開いている両の目はその実、閉じているも同然だった。
頭の隅のチクチクとした不安が、私を現実へと引き戻す。
シャッターはきれそうだ。
<山本帆夏プロフィール>
日本写真芸術専門学校 在学
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